後立山北部(長野) 白馬岳(2932.3m)、旭岳(2867m) 2017年7月15〜16日  カウント:画像読み出し不能

所要時間

7/15 3:34 猿倉−−3:51 林道−−4:22 林道終点−−4:45 白馬尻 4:56−−5:01 大雪渓下端(アイゼン装着) 5:04−−6:37 大雪渓上端 6:40−−7:11 小雪渓−−7:19 避難小屋−−8:04 村営宿舎(休憩) 8:40−−9:28 杓子岳(最高点の岩峰)−−周辺散策−−9:43 旭岳南の肩(休憩) 10:30−−11:00 県境稜線−−11:16 白馬山荘−−11:34 白馬岳(休憩) 12:56−−13:05 白馬山荘−−13:17 村営宿舎(幕営)

7/16 4:08 村営宿舎−−4:28 白馬山荘−−4:43 白馬岳(休憩) 5:21−−5:21 白馬山荘−−5:37 村営宿舎(テント撤収) 6:12−−6:33 小雪渓−−6:52 大雪渓上端−−7:10 大雪渓下端 7:13−−7:19 白馬尻−−7:37 林道終点−−7:52 林道を離れる−−8:00 猿倉


場所長野県北安曇郡白馬村/富山県黒部市/下新川郡朝日町
年月日2017年7月15〜16日 幕営一泊二日
天候7/15:ほぼ晴、弱風  7/16:曇後雨、西寄りの風
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場猿倉に登山者用駐車場あり
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無小雪渓のトラバースは雪が切られ道が作られているが雪が固い箇所があるのでアイゼンを使いたい
山頂の展望どちらの山頂も大展望
GPSトラックログ
(GPX形式)
1日目(猿倉→村営宿舎→旭岳→白馬岳→村営宿舎)
2日目(村営宿舎→白馬岳→村営宿舎→猿倉)
コメント九州北部は記録的な大雨だったが中部では梅雨の晴れ間になったのを狙った。今年の大雪渓はその名に恥じない雪の量で楽しめた。小雪渓もまだたっぷりと雪が残りトラバースが必要。高山植物は咲き始めだが楽しめるレベル。2日間とも天気は良かったが空気の透明度がイマイチで遠望は楽しめなかった


地図クリックで等倍表示
1日目のルート断面図(猿倉→村営宿舎→旭岳→白馬岳→村営宿舎)
2日目のルート断面図(村営宿舎→白馬岳→村営宿舎→猿倉)


日の出前に出発 猿倉荘で登山届提出
林道終点。今週は白馬尻関係者の車があった シラネアオイ
白馬尻 小屋は今日から営業開始
キヌガサソウ 先週より標高で20mほど上で雪渓に乗る
今回も6本爪軽アイゼン 雪渓は涼しい!
人影は見えない 先週跨いだクラックはもう越えるのは不可能
大雪渓末端に後続の姿 今週も深い青空
大雪渓終点手前で単独青年に抜かれる 夏道に乗る
大雪渓を見下ろす 上方に小雪渓トラバース中の登山者あり
シロウマアサツキは今週も蕾のまま 大雪渓には点々と人が
小雪渓トラバース中の登山者 小雪渓トラバース道。登りはアイゼンなしでOKだった
避難小屋を通過 杓子岳
残雪は先週より大幅に減っている 水場
村営宿舎 土曜日朝のテント場
テント受付開始は13:00とのこと 鞍部から見た白馬岳
鞍部から見た旭岳 午前8:44のテント場
鞍部から見た杓子岳、鑓ヶ岳
鞍部から見た朝日小屋 今週は旭岳へ向かう
尾根上は雪庇の残骸。アイゼン不要だった 残雪を抜ける
夏道を上っていく 旭岳南の肩に到着
旭岳南の肩から見た清水岳 最高点と思われる岩峰
岩峰は北側から登れる クラックを利用して登る
岩峰てっぺん 岩峰から西の足元を見る
岩峰から見た東側の展望
岩峰から見た西側の展望
尾根に戻り北を見ている 少ないながらコマクサあり
旭岳南の肩から見た立山、剣岳
旭岳南の肩から南西を見る 旭岳南の肩の雪棚で風をよけて休憩
下山開始 旭岳〜県境鞍部は広く雪に覆われる
まだ暇を持て余すので白馬岳に向かう 白馬山荘。東側の建物も営業していた
この時間は山頂の人は少ない 徐々にガスが上がってきた
旭岳は最後まで見えていた ツクモグサ
シロバナオヤマノエンドウ まだたくさん登ってくる
13:13のテント場。かなり増えた 19:04のテント場。満杯状態
午後7時でもまだ明るい テント場拡大。急傾斜地以外は埋まっている
夕暮れの立山、剣岳。雲が多く夕日は見えなかった
翌朝、星は見えないが白馬岳を目指す 早朝のテント場
白馬山荘の光。既にライト無しでも歩ける明るさ 白馬山荘
山頂を目指す 山頂は人だかり
白馬岳山頂から見た南側の展望(クリックで拡大)
白馬岳山頂から見た北側の展望(クリックで拡大)
白馬岳山頂から見た北ア
白馬岳山頂から見た東側
白馬岳山頂から見た南アルプス
白馬岳山頂から見た北東方向 白馬岳山頂から見た八ヶ岳と富士山
白馬岳山頂から見た中央アルプス 白馬岳山頂から見た白馬大雪渓
白馬山荘前から見た南側。ここからでも南アが見える
午前5:30のテント場 テント撤収完了
残りのテントも撤収作業中が多い 村営宿舎
小雪渓手前の避難小屋 小雪渓トラバース。下りはアイゼンがあった方がいい
再び夏道。ここから登りの人とすれ違う 大雪渓に乗る
今週は人が多い 大雪渓末端
大雪渓末端 白馬尻
今日は小屋は開いていた 林道歩きで雨が降り出す
猿倉荘には雨宿りの登山者多数 駐車場到着。まだ空きがあった


・今週も涼しさを求めてテントを背負って白馬岳に向かう。残念ながら天気予報があまり良くないため、3連休をフルに使うことはしなかったが、結果的にはこれで正解だった。
・今度は週末に登ったので駐車場の入りは先週より多かったが、それでもまだ空きがあった。本格的な夏山シーズンまであと僅か。
・大雪渓は1週間で後退が進み、今週は白馬尻小屋前から取りつくことはできなかった。それでもケルンより手前から雪渓に乗れた。
・先週と同じく6本爪の軽アイゼンで快適に歩けた。先週跨ぎ越えたクレバスは大きく口を開けて跨ぐのは不可能な幅になっていた。右岸に近い場所の幅が狭まる箇所を跨ぎ越えたが、来週以降はさらに右岸側にルートが移るだろう。
・大雪渓末端手前で軽装の単独男性に追い越される。
・葱平のシロウマアサツキは今回も蕾のままだった。
・小雪渓のトラバース道は先週よりもしっかりと雪が切られていて、登りはアイゼン無しでも安心して歩けた。
・小雪渓〜村営宿舎間の残雪もかなり減っていてアイゼン不要。
・村営宿舎のテント場は数張のテントあり。
・テント設営後は旭岳に向かう。先週の様子で残雪が多くもしかしたらピッケルがあった方がいいかもしれないと考え、今週も軽量ピッケルを持ち上げた。
・県境に上がるとまだガスはさほど上がってきておらず、剣岳がくっきり見えた。
・鞍部付近から雪渓に乗り、適当に横断して尾根にとりつく。遠くから見るよりも傾斜は緩くピッケルどころかアイゼンも不要で登れた。標高が高い影響か大雪渓よりも雪の締まりが適度に緩く、快適に歩けた。
・雪が消えたあとは夏道を登る。割と新しい足跡が残っていて、今週中に登った人がいるようだ。
・昨年と同じく最高点と思われる中央部の岩に登ることに。昨年と同じく北側からクラックを利用して登る。登りより下りが危険なので注意。
・旭岳西側斜面は高山植物が豊富でコマクサもあった(今年初めての遭遇)。
・下りもアイゼン、ピッケル不要で、ピッケルを持ってきて損した。
・テントに戻るには時間が早いので白馬岳山頂を目指す。今週は白馬山荘東側の建物も営業を開始していた。
・白馬岳山頂到着時は旭岳よりも雲が増えて山々の多くは雲の中に沈んでしまったが、雲で日が陰ったおかげで涼しかった。
・村営宿舎のテント場に戻ると3連休初日とあってかなり混み合っていた。午後に入るとテント適地は満杯状態で、斜めになった場所や石ゴロゴロの場所しか空いていなかった。夕方にもまだ幕営登山者が上がってきたが、もう張る場所がなくなっていた。
・初日は時々ガスが上がってきても、大気の状態が不安定との天気予報とは裏腹に雨が降ることはなかった。ただし午後からやや風が強まった状態が続いた。おかげでテントに夜露が下りることがなく、シングルウォールテント内が結露することがなく快適だった。
・翌朝、星が見えず曇りと思われたが白馬山荘の明かりがはっきり見えてガスが出ていないことは分かったので、白馬岳山頂を目指すことにした。
・ライトが要るか要らないかぎりぎりの明るさの時間に出発。稜線に出ると風が強いかと思ったら意外に風は弱かった。雲の高さは高く、すぐに天気が崩れたりガスが下りてくる気配は感じられなかった。ただし一面が雲に覆われてご来光は絶望的だった。
・山頂にはたくさんの人だかりだったが日の出は雲に隠れて見ることはできなかった。ただし先週と違って空気の透明度はそこそこ良好で、うっすらとだが南アルプスまで見ることができた。槍穂は明瞭に見えた。
・テント場に戻り先週より1時間ほど早く下山開始。日曜から入山する登山者も多く、大雪渓上端まで来るとたくさんの登りのハイカーとすれ違った。雪渓を登ってくる登山者の列も長かった。
・白馬尻小屋は今日は営業していた。ここにもたくさんの登山者が休んでいた。
・林道を歩きはじめてすぐに雨が降り始めた。まだ空は明るかったので雨が降るとは思えなかったのでびっくり。一時的かと思ったが徐々に強まり本降りになってしまい、日よけに持ってきた傘の出番となった。
・雨の中でもたくさんの登山者が雨具をつけて登ってきた。猿倉荘でもたくさんの登山者が雨宿りしていた。
・駐車場は意外にも満杯ではなかった。雨の影響か?

 

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